犬・猫の手作りごはんを作る前に、我が家で必ずすることをご紹介します。
とっても大事なことですが、意外と忘れられていることがあります。
それは
- 手を洗う
- お湯を沸かす
この二つです。
Contents
犬猫手作りごはんを作るステップ1 手を洗う
犬猫にペットフードを与える前に手を洗っていますか?
ペットフードはとても手軽です。
袋を開けて、お皿に注ぐだけで、犬猫の餌が出来上がり。
その際に手を洗わない飼い主さんは意外に多いものです。
大切な家族である犬・猫の食事を用意する前にきちんと手を洗っていますか?
手作り食を作る前には、まず手を洗います。
人間の手には、意外と雑菌がたくさんついています。
犬猫手作りごはんを作るステップ2 お湯を沸かす
何のためにお湯を沸かすのか?
これから使う包丁・まな板・食器を熱湯消毒するためです。
やかんは、アルミやステンレス製のものではなく、ホーローまたは鉄製のものをお勧めします。
これは、犬猫だけでなく人間にとっても有害物質を体内に入れないための工夫です。
この手順は、やっていない方も多いです。
熱湯消毒自体は、してもしなくても良いでしょう。
我が家では、食事の準備をする儀式のようなものです。
生肉を温めるのにも「湯せん」を使います。
そのためにも猫の食事を用意する前には、必ずやかんいっぱいのお湯を沸かします。
お湯を沸かすメリットは3つあります。
- 熱湯消毒をして、食器や調理器具を清潔にする
- 湯せんに使うお湯も一緒に沸かせる
- 食事の準備に少しだけ時間をかけることで、犬猫が食事を受け入れる準備の時間をつくる。
「お湯を沸かす時間が待てない!」
犬や猫は、飼い主が食事の用意を始めると敏感に察知します。
キッチンで飼い主さんにまとわりついて、追い出されてしまう子もいるでしょう。
だからといって、慌てて与える必要はありません。
食事の用意が始まったことを知ると、犬猫の体は食事を受け入れ消化する準備に入ります。
体が食事を受け入れる準備ができてから食事を与えたほうが、消化は良くなります。
消化を良くするためにも、食事の30分前には一度飲み水を下げて食事を待たせると良いでしょう。
犬・猫は生肉の雑菌でおなかを壊さないの?
犬猫の主食に生肉を使用する、というと多くの飼い主さんが
「生肉の雑菌でおなかを壊さないのでしょうか?」
とおっしゃいます。
その割に、手を洗わず犬猫の餌を用意する方が多いです。
犬・猫は手を洗いません。
犬はほかの犬のお尻のにおいをかぎ、猫は、お尻をなめたり、トイレをかき回した肉球をなめてきれいにします。
このことからもわかるように、犬猫は生肉に付着しているかもしれない雑菌も適切に処理することができます。
生肉の雑菌そのものを気にする必要がない犬猫がほとんどです。
ただし、人間にとっては食中毒の要因になる可能性は否定できません。
そのため、きちんと手を洗い、調理器具を熱湯消毒すること。
犬猫の調理器具と人間のものを分けること。
犬猫の糞便を処理した後は手を洗うこと、など常識的な衛生維持の行動は必要になります。
これらができない人は、そもそも犬猫を飼育してはいけません。
犬猫手作りごはんを作る前に まとめ
- 犬猫の手作りごはんを作る前には手を洗う
- 調理器具などを清潔に保ち、人間に感染することを防ぐ。
- 犬猫は生肉の雑菌を処理することができる。
注意すべきは、人間の衛生面と食材や調理器具の取り扱いです。
犬猫の手作りごはんをどんなふうに作っているか、動画を公開しています。
よろしければこちらも参考にしてください。
生肉の雑菌の処理についてはこちらの書籍に詳しく書かれています。
【書籍】もう迷わない!ペットの健康ごはん 著者 本村伸子
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