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犬の散歩の時間っていつがいいんだろう?と思ったことはありませんか?
犬の健康を考えると、散歩に適している時間と適さない時間があります。
この記事では、とくに犬の散歩の時間と食事の時間の関係性について書いています。
犬の散歩に向いていない時間
何かをするのにどうしたらいいか、を知るには、何を避けたらよいかを知るのが近道です。
× 真夏の昼間
そんなこと言われるまでもない、と思っておられるでしょうか。
真夏の昼間に犬を散歩させている人、未だにめっちゃ見ます。
犬の立場になってちょっと考えればわかりそうなもんですよね。
真夏の昼間の時間帯は、犬にとっては地獄です。
人間よりも、圧倒的にアスファルトの地面に近い犬。
ちょっと暑いけど…今外に出て大丈夫かな?と思ったら飼い主さんが素手素足でアスファルトの上に四つん這いになってみるとよいです。
飼い主さんが地面に四つん這いになって「これ死ぬな」と思う時間帯には犬を散歩や運動に連れださないようにしましょう。
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× 食後すぐ
犬の食事は筆者の専門分野です。
犬のごはんは内容や量だけでなく、与える時間が大切です。
犬の健康を思うなら、犬の散歩は犬に食事を与える前がベストです。
食後の犬に運動させるリスク
犬の食後に散歩をさせると、急激な血糖値の低下を引き起こす可能性があります。
食後に猟を行った猟犬では低血糖による意識障害が報告されています。
糖代謝と運動に密接な関連があり、食事と関連した正しい時間に運動を行うことが重要。
肥満犬は、特に注意!
犬の散歩や運動を食後に行うのはやめましょう。
食後はゆっくりと過ごし、消化に集中できるようにゆっくりと過ごす時間や環境を作ってあげたいですね。
どうしても食後に運動をしてしまう場合は、10分未満にすることをお勧めします。
また、食後2時間を過ぎれば、お散歩に行っても糖代謝による血糖値の悪影響は出づらいと考えられます。
でも、犬の胃の中にまだ食べたものが残っている状態です。
胃捻転を起こしやすい犬種においては、もっと長時間の空白時間が必要でしょう。
胃捻転を起こしやすい犬種
特にグレート・デーン、ボクサー、ジャーマン・シェパード、セント・バーナード、ドーベルマンなどの大型犬や超大型犬で、胸が深い犬種に多く発生する病気です。
みんなの動物病気大百科より
大型犬と書かれていますが、小型犬や猫でも起こります。
特に、胸が深い犬種では起こる可能性があると思います。
食事と食事の間は、12時間空けるのが理想です。
運動も、胃の中が空になってから行うとよいでしょう。
小型犬は低血糖などが考えられるので、体調を見ながらその子に合った時間や食事の回数を優先します。
犬の散歩は、食後?食前?何時がベスト?
健康な犬の食事は1日1食または2食。
朝晩2食の場合は、朝食前と夕食前(夏は路面温度が下がってから)がおすすめです。
夜明け前や深夜の時間帯に散歩をしている方も見かけますが、せっかくお外に出るのですから、お日様の光を全身に浴びさせてあげたいです。
1日に1度は、土から自然の力をもらい、土や砂浜などの自然物に触れてアーシングすることもおすすめです。
犬の健康を思うと、毎日のお散歩や食事のタイミングなどは食事の内容と同じくらい大切なものです。
この記事では犬を健康に育てたい飼い主が押さえておきたい犬の散歩に向いている時間、向いていない時間をご紹介しました。
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