犬に与える生肉の本当の選び方

犬に与える生肉をどこで買ったらよいかというご質問をよくいただきます。
犬に与える生肉はどれがいいのか迷ったら、この記事を読んでみてください。
この記事は、犬に与える生肉選びの基準について書いています。

犬に与える生肉を選ぶ基準とは

肉の質は、売っている場所で決まるのでしょうか。

スーパーの肉は安全ではなく、デパートの肉は良い肉で安全なのでしょうか。
スーパーの肉ではだめですよね?と非常によく聞かれますが、そのスーパーの肉に対する不信感はどこから来るのでしょうか。
毎日の食材をスーパーで購入することはないのでしょうか。

犬に与える生肉を選ぶ基準はどこで売られているかではありません。

愛犬の健康を想うなら、という視点で犬に与える生肉を選ぶときの3つの基準をご紹介します。

  1. 鮮度
  2. どんな環境・工場で処理されているか
  3. どんな環境で何を食べて育った動物の肉なのか

 

犬に与える生肉の品質チェック

鮮度

最も重要なのは鮮度でしょう。

但し、犬は実際には死肉を食らう動物です。
強力な胃酸を持ち、腐敗した肉を食べても何の問題もない犬が実はほとんどです。

犬に生肉を与えるのは怖い、というのは人間目線の思い込みです。

どんな犬でも、最終的には生肉を主食とする自然食を目指すことをお勧めします。

ですが、体調が良くない犬や生肉を食べ慣れない犬などがいます。
全ての犬にとって、生肉食が必ずしも健康への近道とは言いきれません。

加熱でも生でも、犬に肉を与える場合は、犬の体調が悪ければ悪いほど肉の鮮度が重要になります。

肉の良し悪しは、肉を取り扱っていればわかるようになります。
色やにおい、弾力などを確認してなるべく新鮮なものを与えてください。

一般的に、回転のよい(よく売れる)スーパーの肉は鮮度が良いことが多いです。
回転の悪い店の場合は、数日経過した肉が並んでいることがあります。

私は対面式の精肉店で肉を購入することが多いです。

理由は「いつの肉か」を直接確認できるからです。

スーパーで鮮度が不安ならば、売り場担当者に確認をしたり、鮮度の良い肉を取りおいてもらうなどの工夫をしてはいかがでしょうか。

スーパーの肉が悪いという言葉の裏には、鮮度への不安があるのかもしれません。
新鮮な肉を手に入れようと工夫をすることで、回避できる問題ではないでしょうか。

最近ではスーパーの肉が腐っていることは、まずないと思います。
ただ、酸化していることはあります。

犬は腐敗ではおなかを壊すことは稀ですが、酸化した肉の脂に反応する個体はよくいます。

おなかを壊さなくても、皮膚に影響が見られたりします。
ペットフードの油脂は酸化しきっていて、酸化した油脂により体調を崩す犬も少なくありません。

ペットフードでも生肉でも、脂が酸化していると体調を崩すことがあります。

油脂は酸素だけでなく光や熱でも酸化が進みます。

どちらかというと腐っているか否かよりも、酸化していない新鮮な肉であることが生肉食の価値でもあります。

酸化していない新しい肉を選びましょう。

どんな環境・工場で処理されているか

人間用の食肉であれば、安全な環境で精肉されています。

アルコール剤などで過剰な殺菌が行われる場合があります。
心配であればなるべく大きなブロックで肉を購入し、表面は洗い流したりトリミングして中のきれいな部分を使いましょう。

心配なのは、ジビエなどの狩猟肉です。

人間用の狩猟肉は、狩猟方法から処理工場にまで厳しい基準のもとで精肉されています。

ペット用のジビエは、狩猟方法から異なる場合があります。

例えば北海道のエゾ鹿肉は、食肉用の場合はライフルを用いて狩猟します。
食肉用以外の狩猟の場合は、鉛弾が使用される場合があります。
北海道では鉛弾の使用が禁止されていますが、鉛弾を使用する北海道外から来訪するハンターの存在が確認されており、制御できているとは言えません。

このように、食肉用以外の目的で狩猟されたジビエの安全性は保障されていません。

仮に安全な方法で狩猟されたとしても、その処理工場はどうでしょうか。

人間用の鹿肉の処理を行う食肉加工場には厳しい基準が課せられています。

食肉ではない鹿肉は、猟師さんや農家さんの土足で誰もが入ることができる納屋で処理が行われているのはよくあることです。

そのペット用肉は、安全に処理された肉でしょうか。
人間用のスーパーの肉と比較して、安全と思われるのはどちらでしょうか。

どんな環境で何を食べて育った動物の肉なのか

肉を選ぶ基準としては、1と2をクリアしていただければ、そうそう変な肉は手に入らないと思います。
日本はそれだけ安全で衛生的な国です。

もう一歩こだわりたいのであれば、こだわるのは「本当の意味での健康のための肉の品質」です。

動物の体が食べたものに影響を受けることを知っているから、犬の食べ物について調べてこの記事を読んでくださっていると思います。

それならば、最も重要なのは犬に与える獲物が何を食べて育ってきたのか、ではないでしょうか。

日本の畜産肉は、ほぼ海外の輸入飼料で育てられています。

国内では、ホルモン剤や抗生物質は嫌われますので最小限の使用にとどめられています。
出荷前に減薬期間も設けられています。

これも人間用の食肉ならではの基準です。
海外の肉や、ペット用の肉にはあてはまりません。

本当の肉の質を考えるのであれば、健康のための肉選びはスーパーで売られていることや銘柄の肉かどうかでは測ることができません。

だからこそ、ジビエが注目されています。

ジビエであっても、狩猟方法や処理方法に問題があれば安全とは言い切れません。

どこで買うか、よりも何を食べてきたか、どんな環境で育ったか、誰が命を奪い精肉したかが大切なのです。

ただし、現状はそこまでこだわると犬に与える生肉探しは難しくなります。

人間の思い込みではなく、犬目線で肉を選ぶ

オーガニックの野菜でなければならない!とか
生肉でなければならない!とかそんなルールは自然食の世界にはありません。

犬の世界にも、そんなルールはありません。

飼い主が勝手に思い込んでいるだけです。

自然食には●●でなければならない、とか●●ではいけない!というルールはありません。

ただ、愛する犬の健康を想うのであれば、食材選びのハードルはいくらでも挙げることができます。

経済的な問題や犬の好みや体調など様々な要件により、うちの犬に何を食べさせるか、という答えは全員が違って当たり前なのです。

どの犬が食べても病気にならない魔法の食材は存在しないから、選ぶことが大事です。

 

スーパーで売っているかどうかよりも、重要な基準があることをご想像いただけましたでしょうか。

「ただ何となく不安」であれば、犬に食べてもらって判断をしてはいかがでしょうか。

その肉を食べるかどうか最終的に選ぶのは、犬です。

何かに不安を感じるときは、どんな時でしょうか。
対象について「わからない」からではないでしょうか。

犬が食べて大丈夫かどうかは、食べてみないとわかりません。
食べて元気であれば問題がない肉でしょうし、食べた後何らかの不調を訴える場合は食べたものに問題がある可能性があります。

問題があったかどうかを判断する方法は、違うものに変えたときに改善するかどうかです。

どんな食べ物であっても食べてOKかどうかは食べさせてみなければわかりません。

開封したてのペットフードであっても、命を落とすことがあります。

ペットフードの袋に潜む不安と比較すると、スーパーの肉は非常に安全である確率が高いです。

何故なら、スーパーの肉は「人間が食べられる食品」だからです。

ペットフードやペット用の肉は食品ではありません

人間用の食肉よりもペットに与える肉のほうが高品質と考えている方が多いようです。
実際には、真逆です。

人間の口に入る食肉は、食品として法律で守られています。
食肉処理場などに厳しい基準があります。

一方ペット用肉は、食品を扱う人の中ではゴミ同然です。
食品ではないため、何の基準もなく、その品質や安全性は販売者の良心に委ねられています。

私自身はスーパーで肉を買うことはありません。
行きつけの肉店のほうが商品が良くて安価だからです。
畜産肉以外のジビエについては猟師さんと肉卸業者から購入しています。

スーパーの肉が悪いからというよりも、欲しい肉がスーパーにないからです。

私自身は愛する猫にとって最も安全で好んで食べてもらえる肉はどれか?と探し尽くした結果、現在の仕入れルートがあります。

秘密のネットショップでお分けしています。
スーパーで肉を購入するのが不安であれば当店で最高品質の肉類をお求めいただければ安全です。
私自身とうちの猫が愛用している肉をお分けしています。

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