犬の手作りごはんの作り方は実はとってもシンプル。
犬の手作り食の中でも、自然食なら1回5~10分。
肉と野菜を消化できる大きさにカットするだけです。
寒い季節や冷たいごはんが苦手な犬のごはんは、少し温めてあげると良いです。
この記事では犬のごはんの調理方法をご紹介しています。
Contents
犬ごはんの基本は生食
想像してみてください。
犬が自然の世界で、人間にエサを与えられるのではなく自分で食事を用意する場合、加熱するでしょうか。
犬は火をおこしません。
捕らえた獲物や食材を、生で食べることができます。
ただし、健康でない犬や今まで加熱されたエサを食べ続けてきた犬は、犬本来の体にやさしいはずの食事を与えられても上手に処理できない場合があります。
犬の手作りごはんの基本は生食ですが、それぞれの犬に合わせて肉の大きさや加熱度合いを調節します。
犬に与える肉の加熱方法
調理をやったことがない人でも簡単にできる方法をご紹介します。
1 用意するもの
・肉
・ボウルにお湯を張る
(60~80度)
やけどに注意!
2 生肉を1~2回で食べきれる量にカットします。
3 ポリ袋に入れます。
4 お湯を張ったボウルに漬け、犬の好みや体調に合わせて加熱します。
ちぎったりカットして与えます。
犬に与える肉をやむを得ず加熱する場合の注意点
1 加熱しすぎに注意!
肉は、加熱すればするほど酵素の影響を受けづらくなり消化が悪くなります。
高温で長時間加熱すればするほど、食材の中で終末糖化産物(AGEs)も増加し、細胞を糖化させ老化や病気の要因となります。
犬の健康を想うなら、短時間、低温の加熱に留めましょう。
野菜類は生で与えられます。
硬いと思うなら、すりおろしやみじん切りにして与えます。
肉6~10割:植物性食品4~0割の比率が基本です。
食べる犬の体調などにより、食事の内容は調整します。
2 電子レンジを使わない!
また、電子レンジは手作り食の良いところを台無しにしてしまいます。
犬の健康を想うなら、電子レンジを使わずに温めましょう。
3 食べさせすぎに注意!
肉のおやつは犬の大好物。
大喜びするので、ついつい与えすぎてしまうこともあるでしょう。
体調を崩さなければ、与えすぎても大丈夫です。
ただし、肉を食べさせた分だけ、ペットフードや普段のごはんを減らしましょう。
おやつを与えているのにご飯を普通の量食べると、食べすぎによりおなかを壊します。
大体の犬は「肉が生である」ことや「食べ慣れない肉を食べた」ことよりも、飼い主が量をコントロールできない食べ過ぎによる体調不良を起こします。
犬は貪食で食べる量を自ら調節できない動物です。
飼い主が知識をもって食事量をコントロールしましょう。
どうしたらいいの?は全て犬に聞け!
どのくらい加熱したらいいの?
どの肉を食べたらいいの?
犬という「種」の基本はもちろんありますが、●●しなければならないというものも、●●は絶対にダメというものもありません。
ジャンクフードで長生きする犬もいれば、飼い主が心血注いだ手作りご飯で病気になる犬もいます。
もし犬の状態があまりよくないのであれば、食べたものが「良い悪い」ではなく、その犬に合っていないことが考えられます。
良いといわれるものも、その犬個体に合わなければ意味がありません。
犬が100頭いたら、100通りの食事があって当たり前。
うちのこに合わせた、本当の健康のための食事選びができているでしょうか?
まずは、犬の健康を想うなら絶対に与えたくないNG食材を無料メール講座でご紹介しています。
無料講座でご紹介しているNG食材を避けてエサを選ぶだけで、愛犬は激的に変化します。
まずはこちらをご参考にしてください。
犬の食事の選び方をきちんと順序立てて、犬と飼い主に合わせて丁寧に教えてくれる先生は、なかなかいません。
そのため、きちんと習わないで始めた手作り食で迷っている方も多いと思います。
さらに、愛犬の健康のための食事を与えたい!と思われる方には基本をおさえ、犬を健康にし、飼い主自身が楽に楽しく続けていける手作り自然食の講座をご提供しています。