牡蠣・はまぐり・ムール貝・緑イ貝などの2枚貝の仲間を犬に食べさせている方は少ないかもしれません。
食べさせてはいけないと思っている方も多いでしょう。
ペットフードを与えている場合には、必ずしも有効とは言い切れないかもしれません。
犬の「真の健康」を目指す「犬の自然食」では、実は有効な食材です。
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牡蠣・はまぐり・ムール貝・緑イ貝などの栄養価
ミネラル豊富な水の中に住む貝は、ミネラルを豊富に含みます。
・ビタミンB群
・たんぱく質
・ミネラル(鉄・銅・亜鉛・カルシウム・リン・セレン・ヨウ素など)
・動物性のオメガ3脂肪酸(DHA/EPA)
・グルコサミノグリカン
これらを含むため、犬の栄養補助食品として優れています。
牡蠣・はまぐり・ムール貝・緑イ貝などが犬にもたらすもの
グルコサミノグリカンが、関節の不快感や炎症を軽減します。
関節の可動性をよくし、軟骨の維持、心血管の健康をサポートするとされています。
ミネラルが豊富で抗酸化力もあり、重金属汚染のリスクが低いと言われています。
少量で豊富な栄養を与えることができるため、甲状腺機能低下症の初期症状防止によいと言われます。
牡蠣・はまぐり・ムール貝・緑イ貝などをどうやって犬に与える?
人間でも貝類は食中毒などの要因になることもあります。
そのため、日本では誰に聞いてもほぼ、リスクを考えて「絶対に生で食べさせてはいけない」ということでしょう。
私も、生牡蠣には2回あたり、自分自身も生牡蠣はもう食べません。
犬に関してはさっとゆでて与えるのが与えやすいでしょう。
茹でた貝は、オリーブオイルに漬けて1~2日保管できます。
貝類が好きな方であれば人間もおいしく食べることができるのが、この「貝のサプリメント」の魅力といえます。
この記事を書くにあたり参考にした資料では「生で食べること」を推奨しています。
加熱処理はせっかくの栄養素を破壊するためです。
最近は貝類の「フリーズドライ」製品が出ています。
ムール貝や緑イ貝は効果ですが、関節サプリとしてよく使われています。
犬にとっての牡蠣・はまぐり・ムール貝・緑イ貝などの貝
犬の老化予防ケア、病気予防ケア、そして食事から上手に栄養を摂れていないのではないかと感じる犬については良質のサプリメントと言えます。
もちろん、貝類が合わない犬もいます。
少量から始めて合わないと感じたら与えるのを止めてください。
ペットフードを食べている場合には、元のフードの中に過剰なミネラルが含まれている場合は貝類をお勧めできません。
貝類に含まれる栄養が不足している犬にとっては、救世主となるかもしれない食材です。
ですが、体に良いとされるからといって、躍起になって買い与えなければといけないかというとそういうことではありません。
何故なら、犬は海には潜れないから。
犬にとっては単なる栄養を効率よく補給してくれるサプリメント的な食材のひとつなのです。
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